


[新潟県立新発田南高等学校 出身]
2024年 経済学専攻 卒業
佐藤 里咲さん
幼い頃から憧れたテレビ業界。今その場に立ち、SNSで好反応を得たり、出演者から感謝の言葉をもらったり。自ら企画に携わった回ではTverの再生回数1位も。「達成感は大きいです」。そんな佐藤さんを支えているのが、北海道で学んだ4年間の経験だった。

業務内容とサツダイでの学び
ゼミでの挑戦が
今の私の土台。

バラエティ番組のアシスタントディレクターとして、収録のサポートやロケ準備、楽屋設営、SNS運用など幅広い業務に携わっています。番組を見た友人から「面白かったよ!」と連絡をもらったり、SNSで好意的な反応を目にしたりするたびに、大きなやりがいを感じています。大好きな男性アイドルグループが出演する企画や演出に携わった回がTVerで番組史上最高の再生回数を記録した時には「頑張ってよかった!」と心から思えました。
サツダイでは、ロケツーリズムに関するゼミ研究に取り組みました。映画『ゴールデンカムイ』のロケ地を題材に、2年間に渡って小樽など各地を訪れて経済効果や観光促進の可能性を調査し、研究成果を全道の学生が集まる合同研究発表会で発表しました。地域の魅力を多角的に捉え、わかりやすく伝えるために創意工夫した経験が、視聴者の期待に応える番組づくりの土台になっていると感じています。
北海道?札幌だから得られたこと
“北海道の子”と呼ばれる今が、少し誇らしい。

幼い頃からテレビを観るのが好きで、番組収録を観覧した中学生の時には「将来は東京のテレビ局で働きたい」と思っていました。大学では地元以外の土地を経験し、視野を広げておきたいという思いから、あえて遠方の北海道を選びました。
知人が誰もいない環境で、一から人間関係を築く経験は、現場で求められるコミュニケーションや対応力を養うのに役立ちました。ゼミのフィールドワークでは、映像が地域に与える影響力の大きさを学べました。現場で一緒になる演者さんに「なんで北海道!?」と聞かれることも多く、「北海道の子」として覚えてもらえるのも、北海道を選んで良かったと思えることのひとつです。
道外の高校生への
メッセージ
4年間じゃ足りないくらいの
魅力が詰まった場所です!

サツダイを選んだ一番の決め手は、入学後に専攻を見直せる「レイターマッチング制度」でした。テレビ業界を目指していたものの、進むべき学部に迷いがあった私には、大きな安心材料でした。
迷っているなら、まずは飛び込んでみてください。北海道には、行きたい場所、やってみたいことが尽きることなくあります。暮らし心地も最高です。私もいつかまた住みたいと思うほど、魅力にあふれています。大学時代だからこそできる経験を重ねながら、夢に向かって頑張ってください!